「神レンズ」カメラ・レンズ好きの中にはそう呼ばれるレンズがある。
古来より日本には八百万の神様がいるというから
ひょっとしたらレンズにも神様が宿っているかもしれない。
「市販されているレンズに神様が宿るはずがない」
私はそう思っているのだが少し考え方を変えてみよう。
信仰は己の中にあるもので他人に言われて信仰するものではないのではないか。
神レンズと信仰の対象になるレンズとはどのようなレンズであろうか。
ボケが綺麗なレンズ?
周辺までカリカリなレンズ?
多分答えは個人個人でしか持っていないだろう。
レンズの数と人間の数だけ個性があるのだから。
今持っているレンズを楽しめればいい。
さて前置きが長くなりましたが
NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
このレンズも私は「神レンズ」とは呼ばないと思う。
「神」は宿らないし
「魔法にかかったような」描写もしない。
ただひたすらに
真面目に
撮影者の意図を汲む
私のNIKKOR Z 50mm f/1.8 S