こんにちはひぃ〆hixi (@rakuphotohixi) | Twitterです。
今回は約半年間X-H1を使用したレビューをお届けしたいと思います。
結論から申しておきます。
素晴らしいAPS-Cカメラです。
- まずは公式サイトでおさらい
- 主な仕様
- X-H1の大きさと重さですね
- X-H1の手ぶれ補正を半年使用した感覚は
- X-H1のフェザータッチシャッターについて
- X-H1の画質について
- 動画について
- X-H1を半年使用したまとめ
まずは公式サイトでおさらい
- New ファームウエア Ver.1.10
- X-Trans™(*1) CMOS III sensor & X-Processor Pro
- New ボディ内手ブレ補正
- New フェザータッチシャッター
- New フィルムシミュレーション ”ETERNA”
- New フリッカー低減撮影機能
- 防塵・防滴・耐低温構造
主な仕様
型番 | FUJIFILM X-H1 |
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有効画素数 | 約2,430万画素 |
撮像素子 | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS IIIセンサー、原色フィルター採用
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記録メディア |
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記録方式 |
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記録画素数 |
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レンズマウント | FUJIFILM Xマウント |
撮影感度 |
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測光方式 | TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央重点 |
露出制御 | P(プログラムAE)/A(絞り優先AE)/S(シャッタースピード優先AE)/M(マニュアル露出) |
露出補正 | -5.0EV~+5.0EV 1/3EVステップ(動画撮影時は-2.0EV~+2.0EV) |
手ブレ補正 |
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シャッター形式 | 電磁制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター |
シャッタースピード |
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連写 | 約14コマ/秒(電子シャッター設定時)[ 連続記録枚数] JPEG: 40枚 可逆圧縮RAW: 27枚 非圧縮RAW: 23枚 約11コマ/秒(VPB-XH1装着時)[ 連続記録枚数] JPEG: 70枚 可逆圧縮RAW: 28枚 非圧縮RAW: 24枚 約8コマ/秒[ 連続記録枚数] JPEG: 80枚 可逆圧縮RAW: 31枚 非圧縮RAW: 26枚 約6コマ/秒(電子先幕シャッター時)[ 連続記録枚数] JPEG:エンドレス 可逆圧縮RAW: 35枚 非圧縮RAW: 28枚 約5コマ/秒[ 連続記録枚数] JPEG:エンドレス 可逆圧縮RAW: 37枚 非圧縮RAW: 29枚
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オートブラケティング | AEブラケティング(±3EV/±8/3EV/±7/3EV/±2EV/±5/3EV/±4/3EV/±1EV/±2/3EV/±1/3EV) フィルムシミュレーションブラケティング(3種類選択可能) ダイナミックレンジブラケティング(100%/200%/400%) ISO感度ブラケティング(±1/3EV/±2/3EV/±1EV) ホワイトバランスブラケティング(±1/±2/±3) |
フォーカス |
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ホワイトバランス | シーン自動認識オート/カスタム1~3/色温度(ケルビン値)選択(2500K~10000K)/プリセット(晴天/日陰/昼光色蛍光灯/昼白色蛍光灯/白色蛍光灯/電球/水中) |
セルフタイマー | 10秒/2秒 |
インターバルタイマー撮影 | あり(撮影間隔、撮影回数、開始時刻設定 ) |
フラッシュ発光モード |
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アクセサリーシュー | あり(TTLフラッシュ対応) |
ファインダー | 0.5型有機ELファインダー 約369万ドット(視野率約100%) アイポイント: 約23mm(接眼レンズ最後尾から) 視度調整範囲: - 4~+2m-1 ファインダー倍率: 0.75倍(35mm判換算50mmレンズ、 無限遠、 視度-1.0m-1のとき) 対角視野: 約38°(水平視野: 約30°) アイセンサー付き |
液晶モニター | 3.0型 3:2アスペクト 3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター 約104万ドット |
動画 | [4K(4096×2160)] 24p/23.98p 200Mbps/100Mbps/50Mbps 連続最大約15分まで [4K(3840×2160)] 29.97p/25p/24p/23.98p 200Mbps/100Mbps/50Mbps 連続最大約15分まで [Full HD(2048×1080)] 24p/23.98p 100Mbps/50Mbps 連続最大約20分まで [Full HD(1920×1080)] 59.94p/50p/29.97p/25p/24p/23.98p 100Mbps/50Mbps 連続最大約20分まで [Full HD(1920×1080)]ハイスピード動画 120p/100p 200Mbps 連続最大約6分まで [HD(1280×720)] 59.94p/50p/29.97p/25p/24p/23.98p 50Mbps 連続最大約30分まで
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フィルムシミュレーションモード | 16モード(PROVIA/スタンダード、 Velvia/ビビッド、 ASTIA/ソフト、 クラシッククローム、 PRO Neg.Hi、PRO Neg.Std、 モノクロ、 モノクロ+Yeフィルター、 モノクロ+Rフィルター、 モノクロ+Gフィルター、 セピア、ACROS、 ACROS+Yeフィルター、 ACROS+Rフィルター、 ACROS+Gフィルター、ETERNA/シネマ) |
グレインエフェクト | 強、弱、OFF |
ダイナミックレンジ設定 | AUTO/100%/200%/400% ISO感度制限(DR100%: 制限なし、 DR200%: ISO400以上、 DR400%: ISO800以上) |
アドバンストフィルター | トイカメラ/ミニチュア/ポップカラー/ハイキー/ローキー/ダイナミックトーン/ソフトフォーカス/パートカラー(レッド/オレンジ/イエロー/グリーン/ブルー/パープル) |
ワイヤレス転送部 |
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Bluetooth® |
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ワイヤレス機能 | 位置情報サーチ、スマートフォンへの画像送信、スマートフォンからの画像閲覧、リモート撮影機能、PC自動保存機能、instaxプリンタープリント |
その他の機能 | パノラマ、AF-Cカスタム設定、4K映像出力先、半押しAF、半押しAE、AF-ON、Exif Print 対応、PRINT Image Matching II 対応、言語設定(日/英含む35言語)、世界時計(時差設定)、マニュアル時モニター露出反映、EVF明るさ、EVF鮮やかさ、LCD明るさ、LCD鮮やかさ、モニター撮影効果反映、画面のカスタマイズ、著作権情報 |
入出力端子 |
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電源 | 充電式バッテリーNP-W126S(リチウムイオンタイプ)※付属
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寸法・質量 |
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動作環境 |
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起動時間 | 約0.4秒 |
ズラーっと公式サイトより引用させていただきました。
スペック上よく話題に上るのが
X-H1の大きさと重さですね
本体外形寸法(幅)139.8mm×(高さ)97.3mm×(奥行き)85.5mm (最薄部39.5mm)
撮影時質量約673g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
確かに他者のミラーレスカメラとしては大きめで重めかもしれません。
しかしX-H1は
温度-10℃~+40℃湿度10%~80%(結露しないこと)
確かなボディ性能とボディ内手振れ補正ユニットが入っています。
私は性能比で考えると軽くはないけど仕方ない重さだと思っております。
この辺りは個人の考え方次第が
付けるレンズに依存するのでフルサイズカメラやマイクロフォーサーズカメラとボディだけの大きさで議論しても全く意味がないと思います。
さてさてお次は一番気になる
X-H1の手ぶれ補正を半年使用した感覚は
購入して比較的新しい頃にこの記事を書きました。
色々検証した通り手ぶれ補正は大変秀逸です。
実際使用していて最初は良く効くな〜と思っていましたが
今は体感することが少なくなってきました。
それはそうです。
常時効いていて撮影しているのでいつも考えて撮ることはなくなりますよね。
撮れた写真については
明らかにブレた写真が少なくなっています。
体感よりも結果としてブレていない。
しかもファインダーブレなど違和感を感じることもありません。
X-H1 XF16-55
45mm換算68mm F8 1/8秒 ISO800
上記の状態で撮影してもビタッと止まります。
流れの早い水流ならば手持ちでスローシャッターを表現できます。
本当に素晴らしいボディ内手振れ補正です。
ありがとうございます。
さてさてボディ内手振れ補正を語る上で欠かせないのが
X-H1のフェザータッチシャッターについて
フェザータッチシャッター。
残念ながらあまり語られることのない話です。
しかしX-H1の手振れ補正を語る上で欠かせないのです。
最初は軽くて誤射してしまうこともありました。
しかし今ではこのシャッターフィーリングが
最高です
リズムよく小気味よく軽くしっかりとシャッターが切れるんです。
文字や動画・画像やスペックシートでは伝わらないX-H1のボディ性能の一つです。
総じて画質にも満足していますが
グリップからフェザータッチシャッター周りの操作性は素晴らしい。
これは実機を手にとってぜひお確かめ頂きたいです
X-H1の画質について
X-T3がある今となっては一世代古いセンサーということになったX-H1。
普通に使用する分には全く問題ありません。
jpgで撮影する分にはフィルムシミュレーション・ダイナミックレンジ・ハイトーン・シャドウトーン等をクイックメニューからアクセスしてイメージに近付けることが出来ます。
高ISO感度についても個人的にモニタ鑑賞であればISO12800は許容できます。
それ以上は元々拡張感度になりますのでお察しくださいです。
この写真はISO12800です。
Raw画質についてはフルサイズ画質!!とは正直言えません。
シャドウの持ち上げをすると一世代前のD610より劣るという感じです。
まぁ極端な持ち上げ方をすれば荒れるのも仕方ありませんが
逆光で人物を暗く背景に露出を合わせて後から人物の露出を持ち上げるといった撮影方法をする場合や風景などでシャドウを持ち上げてHDR風の写真を撮るなどの場合はフルサイズの方が良いかもしれません。
他の作例につきましては以下の記事が詳しいのでよろしければご覧ください。
動画について
申し訳ないです!!
レビューに値するほど動画に詳しくありません^^;
しかも動画を撮影するときは子供ばかりでブログに出すことも出来ません。
使っている感じとしてはX-T1の時よりも使いやすいかなー程度です。
動画についてはyoutubeで検索して色々なムービーを見ていただく方が良いです。
X-H1を半年使用したまとめ
90点です!!いきなり得点形式での発表です。
良い点は
ボディ内手振れ補正
グリップ・フェザータッチシャッター
防塵防滴の安心感
APS-Cとして素晴らしい画質
フジフィルムのフィルムシミュレーション
ここがイマイチ
バッテリーの減りが早い
この点はフジフィルムさん頑張ってください!!
カタログ通りの約300枚で切れます。
イベント撮影の時にはとても一本では足りません。
縦グリップもありますが価格と重量が.....。
この一点は注意が必要です。
最後にケチをつけましたが
非常に満足度の高いカメラです!!
X-H2が出るまでは買い替え検討することもないでしょう。
価格も落ち着いていますので是非ご検討くださいね。